地球温暖化は環境問題の一側面にすぎない
地球環境問題を考察する際、CO2 排出量の増加による地球温暖化が大きく取り挙げられがちですが、それは環境問題の一側面にすぎません。CO2や地球温暖化以外にも、地球破壊の究極の原因である「人類の発するエゴの思い」により、環境（水、大気、自然）汚染や、地震、地軸の変化といった「天変地異」とも言うべき異常事象が世界中で頻発しています。特に気候変動は、干ばつ、山火事、台風、大雨、洪水、生態系の異常を引き起こし、果ては疫病やウイルスをも産み出し、食糧危機にまでつながります。
化石燃料への依存が地球環境全般を脅かす
気候変動が起きる要因のひとつには、地球温暖化原因のひとつとされている化石燃料への異常な依存があります。勿論、化石燃料は歴史的に人類の発展に必要であり、それ自体は悪ではありません。しかし、人類のエゴによる不必要・異常な拡大再生産が起こり、人類が化石燃料に依存しすぎたことが、遂には地球環境全体を脅かすことなってしまいました。
そして、化石燃料への異常依存の影響は温暖化や気候変動だけではありません。化学物質である化石燃料を原料とすることによる有害ガスの発生、大気汚染、水質汚染。プラごみ等の廃棄による土壌汚染、海洋・水質汚染等が引き起こされ、生物への影響や様々な環境汚染問題につながってしまっています。
化石燃料を減らしてゆくこと、
そして自然や環境を大切にしながらの再エネ普及、
それが地球環境問題の解決につながる
つまり化石燃料への依存度が減ることで、気候変動だけでなく様々な汚染源も減り、あらゆる地球環境問題の解決につながります。勿論、太陽光発電の普及自体が自然破壊や廃棄物の大量発生につながるようなことがあってはなりません。
不要・強引な山林開発や自然破壊を伴う建設設置を禁止し、地域や行政との連携・共感や協力・共同により、景観や環境への悪影響を排除し制限すること、そしてガラスや太陽電池モジュール等の廃棄システムの整備、リサイクル技術やしくみの確立が必須条件なのは言うまでもありません。
再生可能エネルギー・太陽光発電の普及と「主力電源化」が、
地球と日本の未来を変える
つまり、すべての地球環境問題の解決、そして国際平和やエネルギーセキュリティ、地域間格差等の解決には、化石燃料への依存という問題を解決することが必要不可欠なのです。勿論、その背景にはその根本原因としての、人類の発する「エゴの思い」があります。しかし、それらを反省すると共に、一方では自分たちの使うエネルギー資源として、無限に降り注ぐ「太陽からの愛」とも言える太陽光発電により、化石燃料の需要と依存度を劇的に下げてゆくこと。それこそが、地球における、この日本という国における様々な重大問題・難局へのソリューションだと言えるのです。
そして、私たちは、決して枯渇することのない豊かでクリーンなエネルギー・太陽光発電を1kW でも多く普及させることで、安全・安心・平等・公平で平和に生きてゆける世界を、未来の子どもたちに残すことができるのです。
