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ニュース 200通りの屋根をシミュレーションして突き詰めた!
住宅屋根に最適なサイズの太陽光パネルを2024年夏発売
2024年2月28日 プレスリリース

200通りの屋根をシミュレーションして突き詰めた!
住宅屋根に最適なサイズの太陽光パネルを2024年夏発売

エクソルは、オリジナル太陽光パネル「高電圧 マルチ・パフォーマンス・モジュール VOLTURBO(ボルターボ)」の新モデル「XLN56-230SC」を、2024年夏に発売を予定しています。200通りの屋根へのシミュレーションにより突き詰めた日本の住宅屋根に最適なサイズで、従来モデルよりもさらに屋根面積の狭い都市部や市街地等の住宅でも設置できます。

型式

XLN56-230SC
公称最大出力 230W
モジュール変換効率 21.54%
外形寸法 1390×768×30mm
質量 11.5kg

1.本製品の開発及び販売の背景と狙い

停電多発、東京都などの義務化でニーズ高まる太陽光発電、狭小屋根への設置が課題に

昨今、災害などにより多発する停電や、家計の支出を抑えるために、太陽光発電システムへのニーズが高まっています。さらに、東京都や神奈川県川崎市で新築住宅への設置義務化が進む中で、宮城県や長野県、神奈川県相模原市でも同様の検討が始まっています。

しかし、日本の住宅事情においては狭小屋根住宅や複雑な形の屋根も多く、物理的に太陽光発電システムを設置することが難しい場合もあります。

設置できない、少しでも多く載せたい、販売店やハウスメーカーからの相談多数

そのため、当社には販売店やハウスメーカーなどから「狭い屋根でも太陽光発電システムを設置してあげたい」、「少しでも多く太陽光パネルを載せてあげたい」などのご相談が、電気代の高騰や東京都の新築住宅への設置義務化が話題になった2022年ごろから多く寄せられています。

日本の住宅屋根に最適なサイズを突き詰めた、「VOLTURBO」の新モデルを開発

当社は2022年10月から、従来の太陽光パネルでは設置出来なかった屋根にも設置できるオリジナル太陽光パネル「VOLTURBO(ボルターボ)」を開発・販売してまいりました。「VOLTURBO」は内部構造を従来の構造から一新し、太陽電池セルをすべて直列に接続することで、高電圧化(特許出願中)を実現した太陽光パネルです。

それでも、お客様が希望されるだけの太陽光パネルを載せることが出来ない、設置することすらできないというケースが少なくありませんでした。そこで、お客様にご満足いただけなかったような形状の屋根をはじめ、200通りの屋根への設置シミュレーションにより、日本の住宅屋根に最適なサイズを突き詰めた「XLN56-230SC」を開発しました。2024年夏からの発売を予定しています。

 

2.本製品のメリット

日本の住宅屋根に最適な小型サイズで、通常より多くの太陽光パネルが設置可能に

VOLTURBOの新モデル「XLN56-230SC」は、現行モデルよりもさらに小型化しています。200通りの屋根で、いくつものサイズパターンをシミュレーションして突き詰めた、日本の住宅屋根に最適なサイズと言えます。

そのため、屋根面積の狭い都市部や市街地等への住宅でも設置できるだけでなく、通常の屋根でも従来モデルより多くの太陽光パネルを設置することができるので、設置容量がアップします。

雨水を利用して太陽光パネル表面の汚れを落とし、長期間安定的な発電を実現

本製品はフレームの角に切れ込みを入れる「水切り加工」により、雨水とともにパネルの表面に付着した汚れを流し、長期間安定的な発電を実現します。

最新のN型セルを採用し、高い発電パフォーマンスを実現

N型セルは正面からの入射光だけでなく、朝や曇りの日などの散乱光でも高いパフォーマンスを発揮します。

 

3.今後の展開

太陽光発電の新築住宅義務化に向けた検討を行う自治体が全国に増加する中で、太陽光発電を設置したいという要望は今後ますます増えると考えられます。

当社では、これまでの「太陽光発電は広い屋根が必要なもの」という常識を覆し、トイレ・バス・キッチンのように「太陽光発電システムを暮らしの当たり前」にし、全棟搭載(すべての屋根に太陽光発電を)の実現を目指していきます。

 

報道用資料

200通りの屋根をシミュレーションして突き詰めた! 日本の住宅屋根に最適なサイズの太陽光パネルを2024年夏発売(PDF:1.02MB)