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ニュース 「グリーンチケット」で自家消費型太陽光発電システムに収益性創出 エクソルとエナーバンク、環境価値取引で協働開始
2019年11月29日 プレスリリース

「グリーンチケット」で自家消費型太陽光発電システムに収益性創出 エクソルとエナーバンク、環境価値取引で協働開始

 この度、株式会社エクソル(代表取締役社長:鈴木 伸一、本社:京都市中京区、東京都港区、以下:エクソル)は、株式会社エナーバンク(代表取締役:村中 健一、本社:東京都中央区、以下:エナーバンク)と協働し、自家消費型太陽光発電システムに新たな収益性を創出する環境価値取引サービスの提供を開始します。

 

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協働の経緯

 近年、パリ協定に代表される国際的な気候変動対策の枠組みや、金融界におけるESG投資(環境・社会・企業統治を重視する投資)の広まりを背景に、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーの導入が民間企業で進んでいます。エクソルが提供している、建物の屋根に太陽光発電システムを設置し、発電した電気を建物で使う、「自家消費型太陽光発電」についても、RE100やSBTの達成等、CO2排出量削減を目的に検討する企業様から多くのお問い合わせをいただいています。しかしながら、太陽光発電の導入だけでは、企業様の排出するCO2の一部しか削減できず、さらに削減するには電力会社の提供するCO2フリー電力プラン等を利用するなどの追加費用が必要となる上に、電力小売会社の選択肢が狭められてしまいます。
 一方、自家消費型太陽光発電は、電気代削減効果や、税制優遇効果を目的に導入される企業様も多く、CO2を排出しないという価値=「環境価値」が目的ではないケースもあります。
 そのため、太陽光発電の総合企業エクソルと、「エネオク」サービスで企業の電力調達をサポートするエナーバ ンクでは、CO2 削減を行いたい企業様と、経済性を重視し環境価値が必要でない太陽光発電設置企業様をつなぎ、 両者の目的を達成させるために、「グリーンチケット」サービスでの協業を行います。この取り組みにより、CO2 削減を求める企業、経済性を求める企業の双方において、太陽光発電の導入を一層加速させることを目指します。

サービスの主な特長

■自家消費型太陽光発電設置者は、環境価値を抽出して販売することで、売却益が得られる

■購入企業は、電力契約に紐づかない形で環境価値が購入できるので、電力契約の選択肢が拡がる

■環境価値抽出サービスは、簡単な申請のみで利用でき、手数料などの追加費用は不要

 

環境価値取引のスキーム

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※「グリーンチケット」の詳細につきましては、「 グリーンチケット」ホームページ(https://www.greenticket.jp/)をご参照ください。

 

プレスリリース内容の詳細につきましては以下のリンク先をご覧ください。

ic_blank 「グリーンチケット」で自家消費型太陽光発電システムに収益性創出エクソルとエナーバンク、環境価値取引で協働開始(PDF)