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ニュース 【新年のご挨拶】『“エネルギー維新”を現実のものへ』
2020年1月6日 お知らせ

【新年のご挨拶】『“エネルギー維新”を現実のものへ』

新年あけましておめでとうございます。

皆様方におかれましては、清々しい新年をお迎えのことと心よりお慶びを申し上げます。また、旧年中は様々なご指導ご愛顧ご支援を賜り、重ねて御礼を申し上げます。

今年いよいよ開催される東京オリンピックを前に、世界は更なる地球環境問題・エネルギー問題への取り組みを加速化させています。そのことを象徴する出来事として、弱冠15歳の少女グレタ・トゥーンベリさんがたったひとりの行動から起こした呼びかけが世界中の若者達・人々へと燎原の火の如く伝播しています。自分たちは口先ばかりで何もせず、彼女について「売名行為だ。パフォーマンスだ。周りの大人たちに利用されているのだ。」と斜に構えた中傷や批判を嫉妬と共に発信する人たちは、彼女の勇気と行動力を前にして恥を知るべきだと思います。

CO2排出や温暖化の問題だけではなく、地球環境・気候変動、天変地異の到来をはじめとする世界の危機は紛うことなく、すぐそばまで来ています。これは科学や経済の観点以前に、人類が自分たちのこと・快楽しか考えて来なかった、その心のあり方の代償であると言っても過言ではないでしょう。 

私たちはこの4年間、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの使命として、「温暖化を含む地球環境の改善」「化石燃料需要の極小化による国際紛争の撲滅」「分散化独立自給エネルギーの拡大によるエネルギーセキュリティと災害対策(レジリエンス)の強化」の3つを唱えてきました。各国や各企業によるSDGsESGへの関心・注力の拡大は今やこの地球での存在意義を語る上で当然のことのようになりつつあります。

そしてこれも3年前から申し上げているように、好むと好まざるとにかかわらず原子力発電は既にどの電源よりも高コストな電源となり、その経済合理性の無さから存在意義を消滅させようとしています。

今こそ私たちは政官民一体となり、自分たちの狭い立場や小さな保身を超えてグレタさんのように、維新の志士たちのように、未来を生きる子供たちから感謝される時代を、体を張って築かねばならないと思います。

弊社もこのかつてない「エネルギー維新」の時代において、それを現実のものとすべく微力ながら引き続き、力を尽くさせて頂きたいと存じます。

本年も皆様方の益々のご隆盛を心からお祈り申し上げますと共に、倍旧のご指導ご支援を賜りますようお願いし、新年のご挨拶とさせて頂きます。

 

株式会社エクソル
代表取締役社長 鈴木 伸一